LIVE FREE -執着しないこと-

2016年1月にプロポーズされ、6月に体調不良で休職し、同時に母親が2度目のガンで手術し入院。その前に婚約していた彼から距離を置こう、と言われた28歳女のブログです。

1月31日

なんだか体が疲れている気がする。


昨日、新卒で入った会社の同期の男の子と久しぶりに二人で話した。

なんというか、その子はワンちゃんみたいな子で、仕事はバリバリできるんだけどしっかりした女の子には結構甘えたりする人。

私も仕事ではしっかりキャラクターだったから結構気に入られてて、いつも会ったら嬉しそうにしてくれる子。


そんな同期に、結婚前提で付き合っている彼女がいて、その話を嬉しそうに話す姿が彼と被ってしまった。

嬉しそうに話す人って、本当に愛おしいな、と思う。
もちろん、同期にも思った。何か好きなものや人やうまくいった事嬉しかった事を嬉しそうに話してくれる。
そうすると私は本当に幸せな気持ちになるんだな。

彼は、あの5年間ほとんど病んでたし、調子が悪い日が多かった。
そんな中、今日ね!こんなことがあってね!と嬉しかったことを本当に嬉しそうに話してくれる彼が大好きだった。

なのに、距離を置く前の時期は、
彼が喜ぶ=自分が捨てられる

という感覚だった。

だって、あの頃私は本当に依存しまくっていて。
彼しかいなかった。

そんな状態は彼に負担をかけているという事は重々承知していた。
だから、きっと外で素敵な人がいたらすぐそっちにいってしまうんだ。という不安がずっと自分の中にあった。

だから、彼がうまくいったよ!って嬉しそうに報告すると、私は不機嫌になった。
詳しく言えば、不安でどうしようもなくなって、妬みがでてきた。

 

「そんな外でうまくやれるなら、私にもそうやってよ!」

とさえ、思っていた。
記憶はないけど、本人に言っていたかもしれない。

ああ、こんな急に思い出すもんだな。
あの頃の私は本当に自分自分だった。


彼の幸せを願う事なんて、全く、ほんとうにゼロだった。
そんな人と誰だって一緒に居たくないよね。
当たり前。

こうやって、思い出して気づけてよかったな。
同期よありがとう。

 

彼が、プロポーズをした後距離を置こうと言ったのは自然な流れだと思う。

そして今、こうやって距離を置いて、お互い自分と向き合っているのも、ほんとうに自然な流れだ。


この時間、私は彼に謝るとか、申し訳ないと反省したりするのではなく、
そうしてしまった自分と向き合うことが大事だと思う。

あの時の自分はどういう行動をしていたのか。
彼のことを自分はどう思っていたのか。

「彼」ではなく「自分」のことを考える。そんな時間なのだ。


彼は3月くらいに実家に帰るらしい。
距離的にはものすごく近くなってしまう。
電車で10分で着いてしまう。

でも、あまり会わないようにしたいな。

まあ、彼との関係はどうなるかまだわからない。
どうなるか考えても何も変わらない。
むしろ、自分が不安になって悪い方向へいってしまうかもしれない。

大事なのは自分がどうしたいか。
自分がどうすれば幸せか。
それだけなのだ。

 

 

 

整体師さんに、好きってどういうこと?とこの前聞かれて明確に答えが出なかった。

私は彼のことが今でも大好きだ。

この前、電話が来て久しぶりにお話ししたけど、ああ、どうか頑張ってほしいなと思う愛しさがグッと込み上げて来て。

私はまだこんなにこの人が好きなんだなと思った。

「愛おしい」という気持ちを会っていても会っていなくても感じる人と私は一緒にいたい。

そのためにはまだまだ自分の器がたりないのだけど。
そう思える人になりたいから、今この瞬間もそれに近付く努力をするぞ!

「愛おしい気持ち」

これは何だか今の自分のキーワードな気がする。