LIVE FREE -執着しないこと-

2016年1月にプロポーズされ、6月に体調不良で休職し、同時に母親が2度目のガンで手術し入院。その前に婚約していた彼から距離を置こう、と言われた28歳女のブログです。

「怒り」を出すという勇気

今日初めて直接彼にイヤだと思った事を言った。
とても緊張した。

 

軽めに言おうと思ったのに上手く笑顔になれなくて、ほっぺがピクピク。。。

 

イヤだと言うと、彼はあからさまにイヤな顔をして目を合わせなくなった。

ーちゃんがイヤだという事をやったつもりは全然ない。本当にそんな事思ってない。と言った。

そのあとバイバイして、ふつふつとイライラが出てきた

 

 

「そんな事思ってない」って何だろう。

私は今、彼がどう思っているかを話したいんじゃない。
私がどう思っているか、どうしてほしいのかを聞いてほしい。
だから勇気を持って伝えた。

なのに、俺はーちゃんが今思っているような事を考えながら言ってないよ。(ーちゃんがそう思うのは間違っている)と否定された瞬間、恐怖を感じた。

怖い。この人に嫌われる事が怖い。
間違っている思考をしている人間だと思われる事が怖い。

この人にとって、良くない人間。という存在になりたくない。


そういう感情が出てきた。
だから、イライラしながら悲しかった。

孤独感、味方がいない悲しさ、
そういう感情があった。

 

そう思ってたら電話がきた。
さっきの話だけど。と。

それがイヤだと思うなら、俺じゃなくて自分自身に言った方がいいよ。正直。俺にいう事じゃないくない?

と言われた。悲しい。言われた瞬間は胸が苦しくなって、イライラが胸らへんから喉までぐわ〜っと襲う感じがした。


私がイヤだと言っても、彼は、そう思うのは間違っているといつも言っていた。そう思うーちゃんが悪い。とずっと言われている感覚。

 

イヤだと思う感情を受け止めてもらえないのは悲しい。
受け止めてもらいたい。

だって、この前溜めずに全部言っていいからね。

と言ったじゃない。
なのに、言ったら受け止めてもらえない。

自分が良い状態の時には自分は全部理解している。
ーちゃんのなんでもを受け止めたい。愛したいと思っている。

とか言うんです。

なのに、実際に言うと全否定。
なぜそう思うのかなんて聞こうともせず、俺はそう言っていない。
なぜそれがわからないの?
俺がそう思っていないんだから怒る必要なくない?


とあからさまに不機嫌になる。
まるでイヤだと言う私が、できの悪い子供にでもなったような感覚。

私を下に見る感じ。


辛い。それは辛いよ。

私だって、理解されたい。受け止めてもらいたい。


でも、彼も同じように理解されたい。受け止めてもらいたい。

結局二人とも、愛で満たされていない。

だから、自分を出すとたくさん傷付く。


でも、もう前の二人じゃない。
前の私とは違う。

もう、この負の連鎖を終わらせなければならない。

怒りをだすと、嫌われる。

多分、そんなことはない。

自分がイヤだと思うこと、違和感を相手に伝えて、その相手は一生懸命話しを聞いて寄り添う。

それが根本解決できなくても良い。
ただ、寄り添って話を聞く事がいちばんの望み。

でも、寄り添って話を聞くって言うのは本当に大変な事だと思う。


でも、それでも、相手がさっきみたいに不機嫌になっても。
怒りを出さないと本当に自分が望んでいる事がわからなくなるから。


「イヤだと思うことは、私が未熟だから。」
「彼は気づいているけど、私は気づいていない。そのレベルの違いがあるから、彼の言うことは正しいんだろう」

「私が怒って、彼が「負担だ」とか「イヤだな」と感じることはしてはいけない」

今までこんな風に思ってきたことは、私に愛が足りなかったから。
彼に愛が足りなかったから。

本当の真実は、愛が足りない同士、どうにかして相手に理解してほしいという関係。

あざとくて、臆病で、愛に飢えていて、勇気がなくて、積極的でない。
そんな状態。


私は彼とそういう関係でいたくない。
そういう関係で終わりたくない。

だからこそ、今怒りを出してみる。

相手の様子を前より客観的に見れている。
相手の前で泣くこともしない。

そうすると、相手の未熟さが見えてくる。
私は未熟だから。彼が苦しむのは私のせい、と思っていた事が、
彼もとても未熟で、愛に飢えているただの子供だ。という気がした。


今はまだ、「怒り」を出し始めたばかり。

大事なのは、これは今の自分に必要であると心から思うこと。
自分が持っている苦しみから自由になるために頑張っていること。


「怒り」を出す対象である彼のことを心の底から愛しいと思うこと。
彼の人生が自由で輝く時間になるように祈ること。


よし、大丈夫。
きっと大丈夫。


本当は不安でいっぱい。

本当はいますぐ彼がどう思っているかききたい。
許されるなら、彼の笑っている顔がみたい。


声が聞きたい。


不安で不安でしょうがない。

この間に、違う女の子が良いと思ってしまうのではないか。
だって、私は怒りを出して彼を困らせてしまったから。

そういう思いは本当に大きくある。

でも、自分の苦しみからの解放のために、
きっと今は大丈夫。


次に会うのは24日かな。


まずは、明日からまた平日が始まる。
よし、やるぞ!