自分のための自分による目標
6月末まで仕事を一日も休まない。
こう宣言したのは1月末。
そして、この目標を達成するまであと2週間となりました。ふっふー!
つまり今日入れてあと10日ということ。
カウントダウンが始まっています。
で、もうもう30日が楽しみなのです。
何と言うかもう・・・ニヤニヤがとまらないのです。
とっても幸せなのです。
だって、なんと彼が30日お祝いをしてくれる!!!
そして、それが江戸前寿司食べ放題な訳で・・・・!!!!!!
30日お祝いしてくれる。30日会えるってだけで・・・はぁもう幸せすぎる。
しかも回らないお寿司食べ放題に連れてってくれるなんて、本当に嬉しい。最高。神彼氏。
彼と会うのが決定する前、30日金曜日をどう過ごそうかもちろん考えていた。
「そりゃ、彼が祝ってくれたら嬉しいけど・・・」とは思っていた。
でも、私は自分からお祝いして!なんて言わずにいた。
今思えば何でだろう。前だったら確実に自分から何かしら言っていたかもしれない。
でも、今回は違った。
自分の力だけで本当に頑張って達成したことって、自分が自分にご褒美をあげるんだ!!
っていう感じがしっくりきていた。
30日会える?なんて聞いたら今頑張っている自分の中の何かが崩れそうだと思った。
他人にこの自分の頑張りを託してしまったら、そこに縋ってしまう自分が出てくる。
そんな感じかなあ。
これを頑張れば、絶対彼が褒めてくれる。
以前はそんなことばかり思っていた気がする。
自分が頑張っていることは、全て「彼のためだ」って本気で思ってやっていた。
その裏には、彼に認められないと不安、という感情が隠されていて、毎日不安でしょうがなかった。
そんな時に限って、彼は「そんなのやって当然だ」とか「なんでもっとこうしないの」とか言って全然褒めてくれなかったりする。
(そんな時に限って、という言い方をしたけどこういう時ってそうなるものです。宇宙の法則で。)
自分が頑張っていることの原動力は完全に彼だった。だから、うまくいかないことも彼のせいにした。
上手くいかなくて悩んでいる私を助けない彼をたくさん責めた。
上手くいっているとき、褒めてくれない彼を「ダメ彼氏、優しくない、厳しい」とかって思っていた。
こんなことが実際本当に起こっているのに、私はいい事をしていると思っていた。
彼のことだけを思って、彼のためだけに行動する、それが私の『いい彼女像』だったから。
こんなに尽くしている私って凄く健気。だから愛されて当然だ、ってね。
「6月末まで休まない」という今回の目標は、一点の曇りもなく自分のためだけの目標だ。
だから、30日お祝いしてって自然に言わなかった。
まあ、彼のことだし次ぎ会ったときにやってくれるだろう。7月くらいかな~とか思えている自分は凄く変わったと感じる。
少し疲れたら彼の声が聞きたくなって、自然と電話をしていた。
他愛もない会話をして、むしろ彼の話を聞いたりしていた。
この疲れを癒してくれない会話でも全然良かった。だって声が聞きたかっただけだから。
全部が全部、無理がない。全部、自分のためにやっていると不自由がない。
期待をする、という思考回路がない。だから裏切られることも傷付くこともない。
30日会えて嬉しい、というのも前とは違う感覚。
お祝いしてもらって当然、という意識が全くない。
ただただ嬉しい。彼が私の為に時間を作ってくれるのは、本当に嬉しい。
そして、目標を達成した私と、その目標を達成することがどれだけ辛いか理解してくれている人と共にその喜びを共有できるのが、本当に素晴らしいと思う。
この5年半、私たちはお互いの短所で傷つけあい、お互いの長所で癒しあってきた。
だからこそ、相手が自分の短所と向き合って挑戦するというのは、何を言わなくても感じるものがある。
だから彼も、本当に凄いね!ってたくさん言ってくれる。
この共有感は誰にも分からないだろう。だから私は彼が良いんだろうな。
別に理解しあえているわけではない。お互い言葉にすれば思っていたより理解できていないだろう。
理解、じゃない。共有だ。
よし、あと2週間踏ん張るぞ。
そしていい30日を迎えてお寿司でお腹いっぱいにするんだ。