LIVE FREE -執着しないこと-

2016年1月にプロポーズされ、6月に体調不良で休職し、同時に母親が2度目のガンで手術し入院。その前に婚約していた彼から距離を置こう、と言われた28歳女のブログです。

覚悟=自分を信じること

先日の整体師さんの施術中にて


「―ちゃん、彼と本当に結婚したいですか?」



とついに聞かれてしまいました。


「あー、はい、そう思ってますよ。。。汗
な、なんでそんな事聞くんですか?(何回も結婚したいって言ってるのにな・・・)」



「なんとなくね。で、どうなの?結婚する覚悟はあるの?」



「・・・・う、う~んと・・・・・・・・・ありませんっ!」


「なんだ自分で自覚があったのか~!」



「はい、全然あります!」



ってことで、バレてしまいました。



そうです。
これだけここでも結婚結婚と言っていましたが、実は「本当にこの人で良いだろうか」って思うときもあるのでした。


でも、認めるのが怖かった。言葉にするのが怖かった。

こんな不安に思っているならやめたほうがいいのかな。別れた方がいいのかな。。。。

いや、でも私は絶対に結婚したいんだ!だから大丈夫!(なのになんでこんな不安になるんだろう)
って状態でした。

この、矛盾の原因は、整体師さんが「覚悟」と言葉にしてくれてやっとわかりました。


うん、この「覚悟」って言葉をきいてから、
私にはまだ覚悟が足りていないんだってわかってから、とってもスッキリしている。

そして、彼への愛が溢れんばかりに出てくる。


そうか、覚悟だ。私に足りないのは。


それで思い出した。
私は一度、彼との関係で「覚悟」したことがある。
そしたらプロポーズしてくれたんだよね。(どんな形であれね)
その時、覚悟負けしたって言われた。今思えば、その時の私の覚悟が伝わったんだなあ



なぜ覚悟をしたのかというと。
とっても辛かったから。今と同じようにこの人で良いのかなって何度も思っていた。

彼は毎日不安だと言っていた。その不安を私も受け止めるから、それをぶつけられたりしていた。


もちろん知り合いにも友達にも相談した。

そしてみんなして、別れた方がいい。と言っていた。

でも、私はなぜか別れることが出来なかった。

悩みきったあと、もう悩むのをやめたい、と思った。
時間がもったいない、そんな気がした。

だから、わたしは「別れない」という決断をした。これが私の覚悟だった。


別れないって思うのも結構勇気がいった。
別れないということは、彼の病気と付き合っていくことだったし、今辛いと思っていることも継続して辛いのだ。
そしてこれがいつまでかは分からない。


でも、それでもこれが私が決めた道だ、と思うことが出来た。

今は、返事がどうであれ今年まで、という期限付き。
そして、足りなかったのは覚悟だけで、私は強く彼と結婚したいと思っていることが今回でわかった。




覚悟とは、自分を信じることだなと改めて思う。

私がなぜ不安になっていたかと言うと、彼との生活を妄想するときに以前のままの二人が出てきたから。
つまり、過去にあったことを未来を妄想するときに使っていたわけで。

それを無意識にやっているから、脳は勘違いしちゃって過去=未来 それで生み出されていたのが不安。だった。


過去にあったことはもちろん変えられない。

でも、もう二人はあの頃の二人じゃない。現に、私が全然違う。相手がどうとかではなく。


たとえば、彼が前みたいに病気になったとしよう。
だからといって、前のような依存関係に戻らない。だって私が依存しないから。

病気を治すのは彼自身で、私が助けることが出来る領域ではない。
私に出来ることは、彼を信じ続けること、そして祈ること。

だから私の生活に支障が出たら彼がどんな状態でも正直に言うだろうし、彼が私以外の人に助けを求めたって嫉妬はしない。

彼の病気は彼が治す。だって彼一人で治すことが出来る。私はその手伝いを手が空いたときにするだけだ。


うん、何も問題ない。



そして、たとえば彼が怒ったとしよう。

以前なら泣いて、泣いている自分を慰めてもらいたいって思っていた。
でも今はなぜ怒っているのか、それが知りたい、と思う。

人間が怒るっていうのは、その先に理想があるから。その人の本来やりたいことが奥の奥に潜んでいるものだから。


それが知りたい。二人で知っていきたい。



だからどんなに喧嘩になっても何か気付きがあるはずだ。

それは、絶対に実りになる。信頼関係に繋がる。


今までだって、5時間6時間話し合うことがたくさんあった。
今ならもっと建設的に冷静に客観的に話し合うことが出来そう。



なんだ、大丈夫だ全然。
もし、彼と生活することになるなら。私はパートナーといい関係が築ける、という素晴らしい時間が待っているんだな。

だから覚悟した!ってことなのか分からないけど、もう不安なことはない。

自分を信じよう。今の私ならどんな状態にあっても自分の幸せを見失うことは絶対にない。
だから、大丈夫だよ。