LIVE FREE -執着しないこと-

2016年1月にプロポーズされ、6月に体調不良で休職し、同時に母親が2度目のガンで手術し入院。その前に婚約していた彼から距離を置こう、と言われた28歳女のブログです。

誰のための仕事か②

次に選んだ会社は派遣会社。今はなき特定労働派遣として働き始めた。
理由は、残業最大で45時間、賞与も出るし昇給もあったからだ。

金額は違えど、正社員もどきの待遇だったから決めた。


そう、派遣という“責任のない仕事”をしたかったのだ。
自分にかかる圧をそこで調整しようとした。


そうでなきゃ、彼と一緒にいることはできなかった。

私はまた彼と一緒にいる事を選んだ。
当然だ。私は最初の会社を辞めてから、彼と一緒にいることだけを考えていた。

具合の悪い人がそばにいると、離れているときが一番しんどかった。
離れている間、ずっと心配しなきゃいけなかった。それはね、もう本当にしんどかった。

自分が何が本当はやりたいか、なんて考える余地はなかった。

だから、自然と残業のないところに。そして責任のある仕事をしなくても良いところに。
そんなところに自然と流れて、今この職場にいるのだろう。

うん、毎日つまらない。やりがいなんてこれっぽっちもない。
魅力的な人もいない。
同じくらいの年の女の子は、なんだか変なにおいがする。なんか化粧くさいというか女くさいというか。


こんなところで働く理由はただ一つ。お金のため。それだけだ。


そして、最大の理由だった、彼と一緒にいるため、という理由ももうない。
私が、辛い仕事をしたって楽な仕事をしたって、出来ることは変わらない。

というか、彼が楽になるために出来ることなんてもう全然ない。
この前も書いたけど、信じて祈るだけだ。

そんなの、忙しくしてても仕事の責任が凄くてもできるだろう。


私はもう、自分が楽しいと思ったことだけをやりたい。

だから、もうこの会社にいる理由も6月末でなくなる。(いや、まだ返済はあるから次の目標立てたほうがいいのかな)


とにかく、私は彼の為にこの仕事をしていた。
そりゃつまんないし、サボりたくもなるよな。


そうか、そうなのか。うん、分かってよかった。
これからは私のしたいことは何か、どうしたら自分が喜ぶのかそれだけを考えて生きよう。