独りになるということ
私と彼の関係を他人に話すと、絶対に言われる
「それってどうなの?」
「絶対に別れたほうがいいよ」
と。
もう慣れたけどね。彼との関係をたった3時間とかで全部話せるわけじゃないし。
でも、やっぱり理解されないのは寂しい。と思う。
友達と話していて、何が一番悲しいって「まああなたが幸せならそれでいいけど」ってなってしまうこと。
それってもうこの話に興味なくなったってことを宣言している瞬間だ。
「私がこれだけ言っているのに、あなたはそれを聞かないから、だったらもういいよ。」
みたいな突き放された寂しさを感じる。
この言葉、友達にたくさん言われた。
その度にさびしくて、相手が興味もってくれること
たとえばリアクションしてくれること、質問してくれることを気付いたら喋っている。(びっくりな事に、普段考えていることと逆のことを言ったりする。人の承認欲求ってこわいね)
「彼の言うことを聞いているだけの女です私は」
「彼からしたらきっと都合のいい女ですよね私って」
「そんな自分ってすごく悲劇のヒロインなんですっ(って感じの話をしている)」
彼を「悪」とし、私を「その悪に振り回されているいたいけな女」
みたいな構図が成り立つように相手に伝えてしまう。
そうすると、相手は「別れたほうがいい」と言うわけですよね。
はい、方程式ができましたね。
可哀想だね、でも頑張っているんだねって思ってほしいんだろうな。
私はどこかで、弱い自分をみてほしい、構ってほしいって思っているんだろうな。
これが私の深層心理だ。
「悲しさ」とか「怒り」で人を巻き込むと、その相手もマイナスのパワーを貰ってしまう。
そして自分もそのマイナスから出られなくなってしまう。
この負のスパイラル、ずっと陥っていた。
私の周りに集まるのは、そういう不満不安をエネルギーにして生きている人が多かったように思う。
その人のマイナスを私も引き出していたし。
実はここ最近、「ああこの人友達だな、心を許せて喋れるな」って人が激減した。
今までも友達が少なかったのに、心を許せる人は女の子二人くらいになってしまった。
(もちろん彼もその中の一人である。友人の中の友人って感じだ。)
もともと、友達が少ないことが少しコンプレックスだった。
それが更に激減してしまって、私って結構一人だな、と思うことが増えた。
今まではそれが恥ずかしかった。「愛される私」「みんなから注目される私」でないと納得いかなかった。
でも、今はこんな自分でもいいんじゃないかなって思う。
友達が少ないからって、「自分に魅力がないから」と落ち込む必要はない。
だって、心通っている人は私のことを好きでいてくれる。
会える日が楽しみだねってなってくれる。
それだけでいいんじゃないか。むしろ、魅力がないと落ち込むことはその友達に失礼だなと思う。
ああ、今週は14日に彼に会える。
はやく会いたい。美味しいねって言い合いたい。
早く金曜日になれ。