LIVE FREE -執着しないこと-

2016年1月にプロポーズされ、6月に体調不良で休職し、同時に母親が2度目のガンで手術し入院。その前に婚約していた彼から距離を置こう、と言われた28歳女のブログです。

あの子の本音と、自分の気付き

やっぱり転機だな。これは。


今まで、あの子とのことをたくさんポジティブに書いていたと思う。

ところが、昨日の夜にもう幻滅したのでした。
そして私は大きな勘違いをしていた。自分が恥ずかしい。

そして、調子に乗っていました。
謙虚の心が欠けていました。




来週のさし飲みにはいけないと、昨日の夜あの子にメールをした。

どうしたんですか?何があったんですか?
って返事が来て、まさかの食いつきだった。


あまり詳しく説明したくなかったので、はぐらかしたのがダメだった。
こういうときは、もっとハッキリ言わなきゃダメなんだな。と勉強になった。

本音を言い始めたら、あの子の本性がでてきた。

「お互い大事にしたい恋人がいるんだから、欲望のまま進んだって大丈夫っしょ!だから来週の飲みは行きましょうね~」

みたいなメールが来た。
あーこれか!君の本音はこれか!ってなった。


私は、結構あの子のことが好きだった。
一緒にいて楽だった。

結婚したらどんなのかな、なんて想像したりもした。


なんだか、いつの間にかあの子もそう思ってくれているだろう、って自然と思っていた。


でも、そうじゃなかった。
私とどうなったって、あの子は割り切れるのだ。
だって、私が以前告白しても彼女が好きだから、ってふられたんだし。

(いや、わかっていたはずだったけど、あの子の接し方がまるであまあまな恋人で全然冷静になれていなかった。
ああ、バカだなあ。)
(彼女にこういう事したことないって言ってたじゃんか。あーばかばか。)


最後は、「君とそうなったら私は彼と別れることになると思う」といって、
え、そうなんですか、それはダメですねとなったのでした。
ちゃんちゃん。

良い子だけど、クズっているんだな。

彼女が大事なのに、欲望のままいくのか。
難しいこと考えずに我慢しなくて良いのか。

そういう人もいるんだな。
そうやって成り立っているカップルなんてたくさんいるんだろうな。



でも、私には難しかった。

あの子と仲良くしながら、しかも好きという気持ちを持ちながら彼と関係を続けるなんて絶対に無理。

あの子も、浮気なんてあまりしないだろう。
そういう意味で、私のことが多少好きだろう。


でも、私はあの子と関係を続けてしまうと悲劇しかないなと思う。


本音を言ったことで、あの子の気持ちを知れてよかった。
危なかったなあ。泥沼にはまる手前まで来ていた。


二人で飲みに行ってもいいのか悩んでいたとき、加藤さん(呼吸の先生)の言葉が出てきた。

「自制しなさい」
「自制心を持ちなさい」
「清く正しく尊く」いなさい

何度も何度も聞こえてきた。




今、彼ととってもいい感じだ。
何か二人の間に神聖な時間が流れているような、そんな感じ。

今、私は彼とのパートナーシップを通して、自分を成長させている。
そして彼も同じで、私を通して自分を成長させている。

本物の愛が育ってきている。そんな感覚。


その神聖な時間に、欲望のまま進んでしまうという感覚を持っていきたくなかった。
私が欲望のまま進んでしまったら、彼とのその時間はもう一生来ない事になるだろう。


それはもうもったいなさ過ぎて、ああ、これはやっちゃダメなやつだ!ってなったのでした。


そして、あの子を私は少しも信用していないことにも気付いた。
そんな人と一緒にいることを想像するとぞっとした。

おとといまで、ああこの子やっぱり好きだ!って思っていたけど、それは女として見てくれているという、ただそれだけだった。
それに酔いしれていたいだけだった。



信用していない存在に接したとき、彼の存在がよりクリアになった。
黒の液体に白い固体が浮かんでいるくらいハッキリ見えた。


あ、わたし、彼のことを曇りなく、ものすごく信頼している。
そして、彼も私を信頼してくれている。

なんて尊い存在なんだろう。と。


私という人間にそういう存在がいてくれるのは、キセキに近い。
彼を思っていることで、私は安心していられるんだ。って思った。

こんなに大事な存在を、大事にしないなんてバチが当たる。


こんな自分でごめんなさい。
でも、今日一日真剣に向き合って、あなたを大事にすると改めて決めました。


そして、どんなことがあってもあなたとなら生きていけるって思いました。

猛烈に反省します。強く反省します。

もう二度と、やましいことはしません。

自分に都合の良いよう動かず、それがしたいならあなたと離れてからします。
その覚悟をします。

正しく生きます。尊く生きます。
あなたと生きていくために。


これからも、誰が相手でも正しく人を愛します。


ありがとう。こんな自分をあんなに愛してくれて。
やっと気付くことができました。

更生できる機会をくれてありがとうございます。



ありがとうございます。